IPv4
IPv4 は現在主流となっているインターネットプロトコルである。
0〜255までの数字を4つ割り当てた 「 *** , *** , *** , *** 」 のように表され、
ネットワークに接続されたコンピュータを識別している。
コンピュータにとっては理解し易い
IPアドレス だが、いかんせん数値の羅列というのは
人間には馴染みづらい。このため人間に馴染み易いドメイン ( 文字列 ) と、コンピュータに理解し易いIPアドレス
( 数値 ) を
DNSサーバー というところが仲介人となって相互変換してくれている。
IPv4 は 32bit で表記されることから、このIPアドレスで約43億台のコンピュータを
識別することが可能だが、IP家電など様々なものにIPアドレスが割り振られるようになってきた現在、
アドレス番号が足りなくなることは時間の問題だ。
このアドレス資源の枯渇問題を契機に
IPv6 という次世代インターネットプロトコルが開発された。
IPv6 は 128ビット のアドレスで、管理できるIPアドレス数はおよそ 10の38乗 という
天文学的な数字になるため、この
プロトコル によりアドレス枯渇の心配はクリアされると言われている。