まず、 「 そもそもサーバーってなんだろう? 」 という疑問にお答えしたい。
サーバー ( server ) とは現実の世界に例えると、土地や建物といった不動産、
つまり私達が普段住む 「 家 」 をイメージするとわかり易い。
通常サーバーをレンタルするということは私達がアパートやマンションを賃貸して住むことと同様に、
サーバーの一部を賃貸して、そこに webサイトという住人 を住まわせることを意味する。
もっと専門的な言葉で表現すると、
「 ネットワーク上で他のコンピューターにファイルやデータを提供するコンピューター,またそのプログラム
」 のことを指す。
つまり日常のWebページを閲覧したり、メールを受信したりするという、我々クライアント側コンピューターのリクエストに応えるのがサーバーなのである。
ちなみに、我々になじみのあるパソコンとサーバーマシンは大きく異なる。
365日毎日稼動し続けるサーバーマシンにはパソコンとは桁違いの負荷がかかる為、
より高い耐久性とより早い処理能力が求められる。
サーバーの役割とは
サーバー ( server ) とはインターネット上の
「 家 」 だ。
一般的にはサーバーをレンタルし、そこに
住人 ( Webサイト ) を住まわせる。
では我々が作り上げたwebサイトの住むサーバーの住所はどこなのだろう?
それを示すのが 「
IPアドレス 」 と呼ばれるものである。
例えば 「 255.255.***.*** 」 という0〜255までの数字が、4つ並べられたモノのことである。
詳細は[
ドメインとは? ] の項で説明するが、サーバーを置く場合、
必ずこの IPアドレス を取得しなければならない。
このIPアドレスを取得しないと一体どうなってしまうか?
「 住所不定・・・ 」
よく事件の容疑者説明の冒頭に出てくるあれである。
いくらメールを送っても届くことはないし、Webサイトも見ることはできない。
もちろん世界中に同じ住所は一つしかないように、サーバーの住所も重複することはありえない。
サーバーの住所とは
インターネット上の家であるサーバーにも
「 住所 」 が必要だ。
サーバーの住所を 「
IPアドレス 」 と呼び、もちろん
住所の重複は許されない。