やはり一番に気になるポイントは 「 料金 」 であろうと思う。
そこで、まずレンタルサーバーの利用料金にはどのような費用が含まれるか整理してみよう。
大抵以下の3つの費用が発生する。
▼ レンタルサーバーに必要な 「 3つの費用 」
【1】 初期料金
【2】 ドメイン取得・維持料金
【3】 月額料金
【1】・【2】は文字通りサーバーをレンタルする初期設定等にかかる料金と、
ドメインを取得するときにかかる料金、そして毎年ドメインを維持していくのにかかる料金である。
つまり【1】・【2】の費用が発生していることをしっかりと踏まえながら、
【3】の月額料金に注目する必要がある。
レンタル料金が高ければサービスが良い。逆に安ければサービスが悪い。
ということは一概には言えないが、 「 料金 」 というのはある程度サービスの質を予測する判断材料の一つにはなる。
なぜならレンタルサーバー業者も我々にサービスを提供することで収益を得ているからだ。
もちろん高い料金設定にしたほうが質の高いサービスを提供し易いし、
あまりに破格でサービスを提供したのではレンタル事業として採算が合わない。
おおよその妥当なラインは、一般的な個人サイトの場合、月額料金が1.000円〜2.000円程度であろうと思う。しかし料金だけに囚われることなく、是非下記のポイントも参考にしてレンタルサーバーを決定して欲しい。
注意して探せば、同質のサービスでも比較的安いところが見つかることだろう。
レンタル料金
【1】初期料金 【2】ドメイン取得・維持料金 【3】月額料金の3つの費用が発生することを
忘れるな。個人ユーザーの一般的な妥当料金は月額1.000円〜2.000円程度だ。
サーバーのディスク容量はどの程度利用できるのかをチェックしよう。
サーバーディスク容量が多いに越したことはないが、一般的には30MB〜50MBもあれば
十分であろうと思う。
もちろん容量が多いほど料金は高くなる。業者によってはいくつかプランを提示しているので、
それを参考に決めると良いだろう。また大抵オプションとしてサーバー容量の増設が可能なので、
そんなに神経質になる必要はないだろう。
サーバーディスク容量
サーバーのディスク容量はどのくらい借りられる?
大抵は30MB〜50MBもあれば十分だ。
独自ドメインを取得する利点の一つが、独自ドメイン名のメールアドレスを持つことができるということだ。
「 ***@あなたのドメイン名.com 」
のようなメールアドレスが使えるようになるのだが、
この独自ドメインのメールアドレスをいくつまで持てるのかをチェックしておこう。
いくつもメールアドレスを持てれば、例えばコンテンツごとのサポート用メールアドレスとして活用したり、プライベートの仲間や家族用のメールアドレスを持つことも可能だ。
大抵10個も持てれば十分だと思うが、これも大抵オプションで追加できるので過敏になる必要はない。
メールアドレス
独自ドメインメールアドレスはいくつまで持てるか?
十個も持てれば十分だが、いくつも持てれば、用途ごとに使い分けることが可能だ。
これは意外と忘れがちなポイントだ。
基本的に取得した独自ドメインはあなたが保有することになるわけだが、
格安でサービスを提供するレンタルサーバー業者によっては、
ドメインの所有権をレンタルサーバー業者側が保有する場合がある。
この場合面倒なのは、なにかの要因でレンタルサーバーの乗り換えの必要に迫られたとき、
あなたはそのドメイン名を手放さなくてはならなくなることだ。
はっきり言ってURLの変更は無駄な労力以外なにも生まない。
良くチェックしておこう。
ドメインの所有者
取得した独自ドメインの所有権の保有者が誰であるのか確認しておこう。
あなた保有なのか、業者保有なのか、これは大きな違いだ。