▼ レビュー
ここ数年、ウェブサイトやウェブログ(ブログ)などで個人が文章を表現する機会が格段に増えてきている。ただ、ウェブの世界はまだ歴史が浅く、文章表現のルールが確立していないので、「ここはどう書いたらよいのか」と頭を抱えることも多いだろう。
法人サイトや商用サイトでも、企画から執筆、校正までをひとりまたは少人数で担当することが少なくなく、「文章の質の向上」に充分な時間を割けないこともある。だが、たとえば商品の説明文のわかりやすさは売上に直結するか
ら、「魅力的で読みやすい文章を、いかに効率的に書くか」はとても大切なポイントになる。
また、Googleなどの検索エンジンの精度は日進月歩で向上しており、タイトルなどの形式面だけでなく、ページ上のひとつひとつの文章を細かく分析した上で、検索結果を表示するようになってきている。検索エンジンからの集客という点でも、「ユーザビリティの高い文章デザイン」がいっそう求められている。
本書は「文章の改善こそが最大のアクセスアップ法だ」というコンセプトのもと、文章の基本ルールから効果的なレイアウト法、魅力的な文章の書き方、文章の信頼感を高める方法、文章系コンテンツの書き方、校正の仕方まで、ウェブでの文章表現を実践的・網羅的に解説した本だ。
【技術編】では「ウェブ標準に準拠したユーザビリティの高い文章デザインのルール」を、【表現編】では「たくさんの人に読んでもらえる文章の書き方」を、さらに【応用編】では「メールマガジン」に焦点を当てて、テーマの決め方や見やすいレイアウト法を説明している。サンプルやイラストを多数盛り込んで丁寧に解説しているので、今日からでもすぐに実践することができるだろう。
本書がウェブ制作者やメールマガジン発行者の「文章表現」の悩みを少しでも解消し、質の高い文章を書くのに役立てば幸いである。
▼ カスタマーレビュー
▼ これは「買い」だ。とてもよい本
おすすめ度 :
★★★★☆
「文章デザイン」という言葉をこの本ではじめて目にしたので、書店で手にとってみた。なるほど、確かに「文章」を「どのように表現するか」は、「デザイン」という言葉が相応しい。
とにかく、実際に買って読んでみて欲しい。今日からでもすぐに活かせる文章テクニックが満載だから。Webに関わらず、日常生活でも普遍的に通用するライティングスキルが身につく。
▼ いい復習
おすすめ度 :
★★★☆☆
Webの文章デザインの本ということでとりあえず読んでみることにした。
文章の書き方のについては、あたりまえのことをあたりまえにってっ感じで微妙だったけど、SEO対策については細かく説明していて、いい復習になったと思う。googleでphpが検索エンジンに引っかからないっていうことに驚いた。どおりで、、、。
とにかく自分を見直す本だと思う。後半のマルマガの書き方についてがいらないような気がした。
でもいい本だ。
▼ 今までになかった本
おすすめ度 :
★★★★★
有名サイト「CYBER@GARDEN」の運営者が書いた本。ウェブ上でどのように「分かりやすい文章」を書くかにフォーカスしていて、今まで語られてこなかったポイントを解説している。
ウェブサイトやブログで文章を書いている人に一読を勧めたい。