▼ レビュー
発行後わずか5か月で6万部を突破し、その内容が世界中で読まれているという話題の小冊子「幸せな小金持ちへの8つのステップ」に、150ページ加筆した書。世界的な大富豪の多くが離婚や家庭崩壊などの問題を抱えているのを目の当たりにした著者が、お金と上手につきあえる、「幸せな小金持ち」になるための精神的・技術的アドバイスをしている。 本書のなかで著者は、「幸せな小金持ち」になるためには、「お金のIQ」(金銭的な知識)だけでなく、「お金のEQ」(健康的にお金とつきあう能力)についても学ぶ必要があると説く。 「お金のIQ」に関しては、「『稼ぐ』こと」「『生き金を使う』こと」「『守る』こと」「『殖やす』こと」の4つが取り上げられており、それぞれに必要な心構えが説かれている。「借金から抜けられないタイプ」「郵貯積み立て君タイプ」「詐欺師にカモにされるタイプ」「自称投資家タイプ」などの「お金のIQ」から見た分類は、なぜそれぞれのタイプがお金持ちになれないか、あるいはなれたのか、その理由を鋭く突いている。 「お金のEQ」に関しても、「『受け取る』こと」「『感謝して味わう』こと」「『信頼する』こと」「『分かち合う』こと」の4つがポイントとして挙げられ、また「お金のEQ」の視点から見た7つのタイプ(「貯め込みタイプ」「浪費家タイプ」「無関心タイプ」「稼ぎ中毒タイプ」など)が示されている。 注目したいのは、ベストセラー『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』に見られるようなお金持ちの分析や、『金持ち父さん 貧乏父さん』に見られるようなお金のノウハウがバランスよく配されている点。「どうすれば成功できるか」に偏るのではなく、「なぜ失敗するのか」も適宜示されているので、お金に対して消極的な人にも訴えるところがある。自分の生活をより豊かにしたいと考える人に、ぜひおすすめしたい1冊である。(土井英司) ▼ カスタマーレビュー
▼ 感動しました! おすすめ度 : ★★★★★ 心がホッと、あたたかくなりました。 お金持ちになるための本なんて、私には無縁と思いましたが、お友達に頂いたので、読んでみたら面白くて、一気に読み終えました。お金のことがとっても簡単に書いてあって、目からウロコです。お金というと冷たい感じがしますが、著者の本田さんの優しい気持ちが伝わってきました。 娘や、友達にプレゼントしたくなりました。娘には、大好きなことをやって 幸せに豊かになって欲しいと願っています。すばらしい本です。 ▼ 健康的なお金の本 おすすめ度 : ★★★★★ 初めてこの本を書店で立ち読みした時、幸せな小金持ちの生き方にちょっとビックリ!しました。人生全般にバランス良く、幸せで豊かに成功する小金持ちへのステップが体系的にまとめられていて、目からウロコ状態でした。お金のEQ、お金のIQという知識をはじめて知りました。 幸せな小金持ちの特徴など、書面で分かりやすく簡潔にまとめられて、尚且つ内容もかなり深いです。この本を読んでから、お金と健康的に付き合えるようになりました。 ▼ 小金持ちの理由 おすすめ度 : ★★★★☆ 大金持ちは、豊かさや幸せを味わい難い。過ぎたるは及ばざるが如し。自由でバランスが取れて幸せな人生を送るには、『小金持ち』ぐらいがちょうどいいそうです。なるほど。小金持ちと言っても、『資産1億円、年収3000万円』というレベルです。それも、自分の好きなことだけをして。 嫌いな仕事をして、生活ギリギリの収入しかない人(私がそうですが)には、夢のような話です。書名の『8つのステップ』以外にも、金持ちになれない『7つの理由』や、お金の『6つのストレス』、幸せな小金持ちの『8つの特徴』など、ノウハウがたくさん書かれています。 普通の人代表の『健二』と『礼子』に対する、幸せな小金持ち代表の『マリちゃんのパパ』によるレクチャー形式で進んでいきますので、理解し易いようにも感じます。でも、いざ、実践となると、??? 何からどうすればいいか、わからない。そこが『普通の人』で『幸せな小金持ち』でない所以でしょうが。 でも、あわてることはありません。健二と礼子も、やる気だけは出てきますが、まだまだ普通の人です。この本は、10冊シリーズのまだ1冊目なのですから。とりあえず、ここから始まるこの1冊を、読んでみてはいかがでしょうか。 ▼ 趣きがある おすすめ度 : ★★★★★ 「ユダヤ人大富豪の教え」の著者の本。著者自身の考えが書かれている。また別の趣きがあります。
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